加藤クリニックでご出産の方へ
妊娠9週
風疹について

風疹(ふうしん)は「三日ばしか」とも呼ばれる感染症のひとつです。全身の発疹、発熱、リンパ節の腫れが起こります。妊婦さんが初期に感染し、胎児も感染すると「先天性風疹症候群」を引き起こします。先天性心疾患、難聴、白内障が主な症状です。
幼少期に予防接種を受けている人が多いですが、年代や性別によって実施状況が異なります。数年前、日本の20代~40代(特に男性)の間で大流行し、妊婦さんや胎児への影響が問題となりました。
風疹の主な感染経路は飛沫感染です。感染力がとても強く他の方にうつす恐れがあります。風疹を疑う症状のある方は来院せず、必ずお電話でクリニックにご相談ください。
妊婦さんの風疹抗体検査
妊娠初期検査で風疹の抗体価を調べた方は、次の来院時に結果をお伝えします。万が一抗体価が低くても、妊娠中は予防接種ができないので、ご自身や周りの方々が感染に注意しなくてはなりません。抗体価が低い妊婦さんは産後の健診時などでの予防接種をお勧めします。当院でも接種可能です。
同居家族の風疹抗体検査
埼玉県では、下記の条件を満たす方を対象に、無料で風疹抗体価を調べることができます。(対象外の方は自己負担での検査です)
- 風疹抗体価が低い妊婦と同居している。
- 今までに風疹抗体検査、予防接種をしたことがなく、感染歴もない。
妊婦さんと口腔トラブル

妊婦さんはホルモンバランスの変化で歯周病になりやすいです。これを妊娠性歯肉炎(にんしんせいしにくえん)と言います。さらに、つわりで歯磨きが気持ち悪い、食べる回数が増える、などで歯磨きなどの口腔ケアが不十分になりやすい時期でもあります。妊婦さんの重度の歯周病は早産や低出生体重児のリスクになると言われています。 多くの自治体で、妊婦さんへの歯科検診の助成を行っています。体調が落ち着いた妊娠4~5か月ごろを目安に、一度歯科検診を受けましょう。助成については、各自治体をお調べください。
参考リンク
妊娠初期胎児スクリーニング

妊娠初期胎児スクリーニング(胎児ドック)は、超音波により染色体異常のリスクを推定する出生前診断のひとつです。超音波専門の産婦人科医がNT(首の後ろのむくみ)をはじめとして、顔、身体、血流、臍帯などの様々な部位を調べ、染色体異常などの確率を計算します。
検査でわかること
赤ちゃんが「21トリソミー(ダウン症候群)」、「18トリソミー」、「13トリソミー」である可能性を算出します。
実施について
妊娠11週~13週の方を対象とする任意の検査です。
検査についてわからないことや不安なことなどがある方は事前に株式会社PDnaviが提供する「出生前検査ホットライン」(オンラインカウンセリングサービス)をお勧めしています。正しい知識による理解のもと、患者様が納得して検査を実施する(または実施しない)ことが大切です。出生前検査ホットラインについて詳しくは妊娠6週の配信や外来で配付するリーフレットを参考にしてください。
検査をご希望の方は診療予約サイトからご予約ください。
検査の結果によっては、そのあとに他の出生前検査や羊水検査を受けることがあります。羊水検査は妊娠16週~19週を対象としています。
コンバインド検査

コンバインド検査とは、超音波検査でNT(首のうしろのむくみ)を調べる検査と母体の血液中にある特定の成分を調べる検査を組み合わせて行う出生前検査のひとつです。
検査でわかること
赤ちゃんが「21トリソミー(ダウン症候群)」、「18トリソミー」、「13トリソミー」である確率を算出します。
検査結果について
- 検査対象の病気である確率を元に「スクリーニング陽性」「スクリーニング陰性」を判断します。
- 確率は検査の結果と母体情報(年齢、妊娠週数など)を考慮して算出します。
- あくまでスクリーニング検査の1つであり、確定診断ではありません。確定診断には羊水検査を受ける必要があります。
※一般的に妊婦さんの年齢が高くなるに従い、上記の病気をもった赤ちゃんが生まれる頻度は高くなります。従って、母体年齢が高くなるのに伴い、結果が陽性になりやすくなることに注意が必要です。
実施について
加藤クリニックでは妊娠11週~13週の間に実施することをお勧めしております。
検査についてわからないことや不安なことなどがある方は事前に株式会社PDnaviが提供する「出生前検査ホットライン」(オンラインカウンセリングサービス)をお勧めしています。正しい知識による理解のもと、患者様が納得して検査を実施する(または実施しない)ことが大切です。出生前検査ホットラインについて詳しくは妊娠6週の配信や外来で配付するリーフレットを参考にしてください。
検査をご希望の方は、診療予約サイトからご予約ください。
検査の結果によっては、そのあとに他の出生前検査や羊水検査を受けることがあります。羊水検査は妊娠16週~19週を対象としています。
参考リンク
母体血清マーカー検査(クアトロテスト)

母体血清マーカー検査とは、血液中のある成分を測定し、お腹の赤ちゃんが対象の病気である可能性を調べるものです。多くの施設で4種類の成分を調べるタイプを採用していることから、クアトロテストと呼ぶことが多いです。
検査でわかること
赤ちゃんが「18トリソミー」「21トリソミー(ダウン症候群)」「開放性神経管奇形」である確率を算出します。
検査結果について
- 検査対象の病気である確率を元に「スクリーニング陽性」「スクリーニング陰性」を判断します。
- 確率は血液検査の結果と母体の年齢を考慮して算出します。
- あくまでスクリーニング検査の1つであり、確定診断ではありません。確定診断には羊水検査を受ける必要があります。
※一般的に妊婦さんの年齢が高くなるに従い、上記の病気をもった赤ちゃんが生まれる頻度は高くなります。従って、母体年齢が高くなるのに伴い、結果が陽性になりやすくなることに注意が必要です。
実施について
加藤クリニックでは妊娠15週~16週の間に実施することをお勧めしております。
検査についてわからないことや不安なことなどがある方は事前に株式会社PDnaviが提供する「出生前検査ホットライン」(オンラインカウンセリングサービス)をお勧めしています。正しい知識による理解のもと、患者様が納得して検査を実施する(または実施しない)ことが大切です。出生前検査ホットラインについて詳しくは妊娠6週の配信や外来で配付するリーフレットを参考にしてください。
クアトロテストの結果によっては、そのあとに羊水検査を受けることがあります。羊水検査は妊娠16週~19週を対象としています。
参考リンク

