加藤クリニックでは、2026年3月より、経口妊娠中絶薬 「メフィーゴパック」 の取り扱いを開始いたします。
妊娠初期の中絶において、外科的処置に加え、内服による方法を選択できるようになりました。
患者さまのご希望や医学的適応を踏まえ、十分な説明のうえで治療を行ってまいります。
メフィーゴパックとは
メフィーゴパック は、妊娠初期に使用される経口妊娠中絶薬です。
2種類の薬剤(ミフェプリストン錠・ミソプロストール錠)を医師の管理のもとで服用し、子宮内の妊娠組織を体外へ排出させる方法です。
外科的手術を行わない治療法ですが、安全のために必ず母体保護法指定医師の指示の元、有床施設での診察・経過確認が必要です。
対象となる方
以下の条件を満たす方が対象となります。
- 妊娠9週0日までの方(1錠目服用時)
- 子宮内妊娠が確認されている方
- 医師の説明を理解し、同意いただける方
- 指定された診察日に必ず受診できる方
※妊娠週数や健康状態により適応とならない場合があります。
服用できない方・慎重な判断が必要な方
以下に該当する場合は、服用できない、または慎重な判断が必要です。
- 子宮外妊娠(異所性妊娠)が疑われる方
- 重度の貧血がある方
- 出血性疾患のある方、抗凝固薬を使用中の方
- 副腎不全のある方
- 長期にステロイド治療を受けている方
- 本剤成分に対するアレルギー歴のある方
持病や内服中のお薬がある方は、必ず事前にご相談ください。
服用後にみられる主な症状
服用後には、以下の症状が現れることがあります。
- 下腹部痛(生理痛より強いことがあります)
- 多量の出血(血のかたまりが出ることがあります)
- 吐き気・嘔吐
- 下痢
- 発熱・悪寒
- 頭痛
症状の程度には個人差があります。
出血は数日から1~2週間続くことがあります。
すぐにご連絡いただきたい症状
次のような症状がある場合は、速やかに当院へご連絡ください。
- 1時間にナプキン2枚以上必要な出血が数時間続く場合
- 我慢できない強い腹痛が持続する場合
- 38℃以上の発熱が続く場合
- 強いめまい・ふらつきがある場合
加藤クリニックでの実施について
- 医師から説明後、検査を行います。問題がなければ実施日を予約します。
- 1剤目は外来で服用後、30分待機が必要です。
- 2剤目は1剤目服用の2日後に入院して服用し、経過観察を行います。
- 入院当日の17時までに胎嚢排出が見られた場合は、医師の診察後問題がなければ退院となります。
- 排出されない場合は、そのまま1泊入院し、翌朝まで待機します。
- 服用後24時間で胎嚢排出がない場合は、外科的手術が必要になります。
- 退院の1週間後に、診察のためご来院ください。
- 費用:140,000円(外科的手術を行う場合は+10,000円)(税込)
ご相談について
当院では、患者さまの身体的・精神的ご負担に配慮しながら、安全を最優先に治療を行っております。
ご不安な点やご質問がございましたら、診療時間内にお電話または診察時にお気軽にご相談ください。
参考
いわゆる経口中絶薬「メフィーゴパック」の適正使用等について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/topics/46201221.html
一般・メフィーゴパックを服用される方(ノルディックファーマジャパン株式会社)
https://www.linepharma.co.jp/general/
