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2023.04.01

シルガード9(子宮頸がんワクチン)の取り扱いを開始しました※2023/04/01追記

【2023/04/01 修正】
2023年4月1日より、定期接種の対象となります。また、キャッチアップ接種(令和7年3月まで)でも選択可能です。
これに伴い、<接種の流れ>で変更がございますので、最新情報はお知らせをご確認ください。
シルガード9が定期接種可能になりました。
子宮頸がんワクチン 定期接種の予約を開始します
※ワクチン自体の概要に変更ありません。

 
シルガード9が国内承認され、2021年4月より発売開始されました。
多数のお問い合わせをいただき、当院でも取り扱いを開始いたします。
 

1. 接種の流れ


● 接種ワクチン;シルガード9

● 接種年齢;9歳以上の女性

● 接種間隔;合計3回(初回、2ヶ月後、初回から6ヶ月後)

● 接種可能日;月、火、木、土(都合により接種できないことがあります。必ず事前にお問い合わせください。)

● 予約方法;診療予約サイトからご予約ください。

※注意事項

● 未成年の方は、保護者同伴でお越しください。

ご予約のキャンセルはできません。

● 接種希望者は、ワクチンQダイアリーへの登録が必要です。 登録はこちらから。

● ワクチンQダイアリーに当日の体調について入力していただく必要があるため、スマートフォンやタブレット、メールアドレス情報を必ずお持ちください。

 

2. 子宮頸がんやその前がん病変の予防効果は9価(シルガード9)が最も高い


HPVは、子宮頸がんの原因となるウイルスであることが知られています。
HPVワクチンには、2価、4価、9価の3種類があります。

2価はHPV 16, 18
4価はHPV 6, 11, 16, 18
9価はHPV 6, 11, 16, 18, 31, 33, 45, 52, 58
の感染を予防することができます。

2価で予防できるのは、子宮頸がんの原因として最もハイリスクのHPV 16, 18で、子宮頸がんの約6~7割を予防できます。4価は、2価に加えて、尖圭コンジローマの原因となるHPV 6, 11型の感染を予防できます。9価は、4価に加えて、子宮頸がんの原因となりうるHPV型をさらに5種類予防できます。

日本人は、子宮頸がんの原因としてHPV 52, 58型が多いという特徴があり、2価・4価ワクチンでは、子宮頸がんの原因となりうるハイリスクHPVの約6割しか予防できません。9価ワクチンであれば、日本人でも約9割のハイリスクHPV感染を予防できるのです。

ただし、定期予防接種の対象とされているのは現在のところ2価、4価のみであり、9価は任意接種となります。9価ワクチンが将来的に定期予防接種の対象となるかどうかは、今のところ未定です。中学3年生までの方は、定期接種となるまで待つことも選択肢ですが、HPVワクチンは初交前の接種が最も効果的なので、早めに接種するメリットは大きいです。よくご検討の上、ご希望の方は予約サイトからご予約ください。

※小学校6年生~高校1年生までの方は、2価、4価のHPVワクチンに限り定期予防接種の対象であり、公費(無料)で接種できます。当院では4価ワクチン(ガーダシル)を取り扱っています。ご希望の方は予約サイトからご予約ください。
 
ご不明な点等ございましたら診療時間内にお問合せください。
お問い合わせ先:TEL 048-882-0034(月~金 9:00~18:00/土 9:00~17:00)
 

3. 参考サイト


● みんパピ! https://minpapi.jp/

● 子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために(公益社団法人 日本産科婦人科学会)http://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=4

● 子宮頸がん予防情報サイト「もっと守ろう」https://www.shikyukeigan-yobo.jp/

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